取立山
山行報告  
報告者  佐々木英夫 
山行日 平成22年5月28日  天候 曇り時々晴れ
ルート

新田辺〜福井北IC〜416号・157号・東山いこいの森登山口〜大滝〜こつぶり山水芭蕉群落地〜取立山〜登山口   

 コース
タイム
 京田辺(6:00)−取立山登山口(10:00)−こつぶり山(11:50)−水芭蕉(11:55)−非難小屋(12:40)−取立山(13:15)−登山口(14:30)−京田辺(18:30)
 参加者

リーダー:佐々木   サブリーダ;濱北
男性:山口、秋月、西川、弓仲、金本、北村、宮野、徳田康

女性:樺山、河野、徳田カ、長野、西上、秋月、大谷      

合計:17 名  
 山行報告 

天候はもう一つであったが、山行中は雨に降られることはなかった。予定通り940分頃、東山憩いの森登山口に到着、準備体操の後、大滝コース〜登山開始、雑木林のなだらかな道を大滝まで歩く。約1kmほどである。大滝は約20mほどの落差の滝で、水量が多く飛沫を巻き上げ、緑の合間を流れ落ち涼しげな景観だった。フォールの右サイドの岩場を登る。ロープが設置されているが岩場の足掛かりがしっかりしているが湧水が流れ落ち、滑落の危険があるので慎重に登る。

登りきると滝谷の川沿いの道を行く。滝谷川の飛び石を右岸に渡ったころ、後部を歩いていたTさんの体調がすぐれない様子で、本人は戻ると意思をしめした。Yさん、Oさん、Tさんが同行を申出てくれて4人が駐車場まで一緒に戻ることになった。分離行動になることで思案の末、信頼の出来るYさんにお願いし、参加者に事のいきさつを説明し分離山行の判断をしたことを了解してもらい目前のこつぶり山を目指した。尾根道に出ると右に取立山、正面にこつぶり山が見える。道々考えた。はたして分離行動が良かったったのだろうか? ・・・・最後の急坂を登りきるとこつぶり山山頂で、期待していた白山は見えない。

すぐ下の水芭蕉群落地に降りる。起伏のなだらかな加越国境の湿原に水芭蕉の群生地が発見されたのは、福井県民体育大会(1966)の山岳競技のルートを整備しているときらしい。

水芭蕉はサトイモ科の植物で花が終わると芭蕉に似た葉を出すことから名づけられ、純白の仏炎苞を立てて群生している。ところどころにショウジョバカマ、イワナシの花、イワカガミなど、雪解けを待って一斉に咲き誇っている。水芭蕉群落地をひとまわりし、すぐ近くの取立平避難小屋で昼食にした。それから取立山に高原台地の道を緩やかに登ると1,307mの山頂に着く。三等三角点はここから少し下ったところにあった。下山途中で、Yさん、Oさん,Tさんの3人が登ってきた。山頂から引き返す時間を合わせるべく、下山はゆっくりゆっくりのペースで駐車場には全員一緒に到着した。

   
   



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